中田良弘

社会人野球の日産自動車時代に2年連続で都市対抗に出場し、1980年のドラフト1位指名で阪神タイガースに入団。1年目の1981年シーズンから主に中継ぎとして起用され、ルーキーイヤーは38試合に登板した。1985年には先発として開幕9連勝を含む、チーム2位の12勝を記録し、21年ぶりのリーグ優勝、球団史上初の日本一に貢献した。翌年からは故障で低迷した時期もあったが、1990年には抑えとして10勝6セーブ、16セーブポイントを挙げて再起を果たすと、オールスターゲームにも出場した。1994年限りで現役を引退。
その後は関西圏を中心に野球解説者、デイリースポーツ野球評論家を務めながら、プロ野球マスターズリーグには2001年の発足時から参加し、大阪ロマンズに所属した。
2008年9月に関西独立リーグ・神戸9クルーズの監督に就任。女子初のプロ野球選手である吉田えりの獲得を球団に働きかけた。2009年シーズン途中に退団。2012年には四国アイランドリーグplus・徳島インディゴソックスで投手アドバイザリーコーチを務めた。現在もABC大阪朝日放送 「おはよう朝日です!」レギュラーコメンテーター、朝日放送やサンテレビプでロ野球解説員も務める。

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