【書籍情報】空手バカ一代から50年『純情 梶原一騎正伝』(小島一志)が発売中!

日本中に極真空手の大ブームを巻き起こした『空手バカ一代』の連載が始まった1971年から50年。原作者・梶原一騎の真の姿に迫った衝撃のノンフィクション大作『純情 梶原一騎正伝』(著者:小島一志)が2021年2月25日に株式会社新潮社から発売されました。

梶原一騎と聞いて、どのような人物像を思い描くだろうか。『巨人の星』『あしたのジョー』『タイガーマスク』『空手バカ一代』『愛と誠』……マンガ原作者として、稀代のヒットメーカーだった。
しかし彼の見た目を記憶している方であれば、こわもての風貌にサングラス、胸を反らして闊歩する巨漢と、「ヤバイ人!」という印象から離れるのは難しいだろう。実際、彼は1983年には暴行などの容疑で逮捕され、マスコミから総バッシングを受け、寂しい晩年を送った。あれらの名作が生み出されてからほぼ半世紀が経過した今、作家・小島一志の手によるノンフィクション大作『純情 梶原一騎正伝』が明らかにしたのは、まったく違う素顔だった。
そして。なぜ梶原は逮捕されねばならなかったのか? 警察に追及された容疑は4件。暴行など、どれも微罪だった(2件は不起訴)。しかし彼は約2カ月にもおよんで拘留され、マスコミ報道で叩かれ続けた。その背景に存在していた、驚くべき事実が本書により初めて明らかになる——。
著者の小島一志は、かつて大著『大山倍達正伝』で、極真空手の創始者の本当の人生を初めてつまびらかにし、従来の大山倍達像を一新。あれから15年、また歴史を劇的に塗り替える作品が完成した。

<書籍情報>
タイトル:『純情 梶原一騎正伝』
規格:四六判変形、286ページ
発行元:株式会社新潮社
著者:小島一志
発売日:2021年2月25日
定価:1,760円(税込)
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<著者情報>
小島一志(こじま・かずし)
栃木県生まれ。早稲田大学商学部卒業。株式会社夢現舍(オフィスMugen)代表取締役。「月刊空手道」「月刊武道空手」元編集長。講道館柔道、極真会館空手道などの有段者。著書『大山倍達正伝』『芦原英幸正伝』『添野義二 極真鎮魂歌』(いずれも新潮社)『最強格闘技論』(スキ一ジャーナル)など多数。