豊田想
公益社団法人日本ペタンク・ブール連盟所属のスポールブール選手。スポーツブールとは、フランスやイタリアなどヨーロッパで盛んな競技でmコート内で小さい目標球(ビュット)に向かって金属製のボール(ブール)を転がし、自分のボールを相手よりもビュットに近づけたり、自分のボールを投げてほぼノーバウンドで相手のボールに当てて弾き飛ばし、相手ボールの方をビュットから遠ざけることで得点を競う競技である。
21歳の頃にスポールブールを始め、2003年から現在までに8大会連続で日本代表として世界選手権に出場し、2013年からは3大会連続で予選を突破している。またメイン種目であるプログレッシブにて、初出場から8大会連続で世界選手権に出場しているのは世界で唯一である。2013年のバイアブランカ世界選手権では日本新記録を出し、本場ヨーロッパで活躍するプロのメダリスト選手を破るなどの活躍を見せ、世界10位となった。2017年大会では監督兼選手として出場し、予選で本場フランスと同グループとなるも予選1位で通過。日本史上最高成績の9位となった。日本選手権23度制覇。全4種目の日本記録保持者でもある。