【書籍情報】沢村賞2度受賞『斉藤和巳 エースの銀言』が1/14に発売!

表題の件、元・福岡ソフトバンクホークスのエースで沢村賞を2度も受賞した斉藤和巳氏の著書『斉藤和巳 エースの銀言』が2021年1月14日(木)に、三栄書房から発売となりました。

王貞治監督をして野球の神様が乗り移ったと言わしめた彼であるが、その恵まれた体格と才能に加え、理論的で冷静な思考力と並外れた心のスタミナを獲得する。彼の野球(栄光・挫折・怪我)から経験した体験には、ますます加速する個の時代を乗り切るヒントが散りばめられていた。生涯勝率ナンバー1の彼から学ぶ“人生のディフェンス力”がここに!!

<内容>
〝球春〞という文字を見ると、真新しいユニフォームを着た球児たちの掛け声が聞こえてくる。
緑が芽吹き始めた土手の景色、完全には乾ききっていないグラウンドと土の匂い、ランニングを始めた選手たちのかすかな白い息、そして陽のあたる場所から立ちのぼる水蒸気。
野球という競技の、クライマックスへ向けた序章が〝球春〞なのである。この日本独特の表現は、日本人の五感を刺激し、そして内なる興奮を高めてくれる。正岡子規が「春風や まりを投げたき 草の原」(筆まかせ・明治23 年)と詠んだように、野球好きは春になったら、まり(ボール)を投げたくなるもの。子規が生きた時代と現代では環境に大きな差があるかもしれないが、それでもボールを投げて、打って、走ってみたくなるのは、明治時代に野球というスポーツがわが国に紹介されて以降、多くの日本人の遺伝子に組み込まれた本能のようなものなのだ。
(本書「はじめに」より)

<書籍情報>
タイトル:『斉藤和巳 エースの銀言』
規格:四六判、ソフトカバー、272ページ
発行元:三栄書房
著者:斉藤和巳
発売日:2021年1月14日
定価:1,650円(税込)
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