上山容弘

幼少の頃からトランポリンに親しみ、高校1年時に全日本選手権で初優勝(シンクロナイズド)。2005年の世界選手権では個人競技で日本人初のメダリストとなると、2006年にはワールドカップで4連勝、ワールドカップシリーズファイナルでも日本人初の優勝を果たし、日本人初の個人世界ランキング1位まで上り詰めた。
2007年の世界選手権個人で銅メダルを獲得し、2008年の北京オリンピックの出場権を獲得。オリンピックでは予選敗退を喫するが、その雪辱を期して、練習環境を大阪から東京に移す。4年後の2012年のロンドンオリンピックでは、2大会連続の出場を果たし、持ち前の安定した演技を披露して5位に入賞した。
2016年に一度現役を引退したが、2020年の東京オリンピックを目指して2017年に現役復帰。2018年の世界選手権、アジア競技大会にも出場(トランポリン日本人最多出場)した。
競技以外でも講演活動や体験イベントなどを精力的に行い、トランポリン界の強化と普及活動に励んでいる。東京オリンピック・パラリンピック組織委員会 アスリート委員会の委員も務める。

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